コミックエッセイの主なジャンルと主な作家さん。
今日の関東地方は、何か月も季節が逆戻りしたような寒さでした。今も、なんと小さいストーブをつけてしまっています。。。週末は気温も上がるみたいですね。体調を崩さないように気を付けないと!と言いながら、すでになーんか風邪っぽい感じのある、satokocoです。
さて、今日は、「コミックエッセイでよく取り上げられているテーマ」や、「私が思う代表的な作家さん」をご紹介します!
よく見かける3大テーマは、結婚(ラブラブ系、破局系、子育て系)、病気、ペット
この3つでいろ~んな作品が書かれているように思います。私が“コミックエッセイ”だと意識しながら読むようになったのも、この3大テーマのうちのひとつ、“結婚”でした。
BOOKOFFで見かけた、ほしのゆみさんの「奥様はマリナーゼ」
イラストがかわいらしくて、目に留まりました。浦安に住むご夫婦の奥様・ゆみさん(通称“ゆみぞう”さん)がだんなさまのことが好きすぎて愛でまくる作品です^^ 他にも愛犬の“マル”さんのことを描いた本など、何冊も本を出されています(いずれご紹介します!)。この、マルさんが登場してからだんなさまへのラブレベルがちょっと下がったような・・・?笑
こういう結婚っていいな~と思わせてくれる作品です。
次に、病気系。有名なところだと、てんてんさんの「ツレがうつになりまして。」でしょうか。
宮崎あおいさん主演で映像化もされたので、ご存知の方も多いですね。ポジティブなだんなさまに支えられていた奥様のてんてんさん。だんなさまのポジティブの裏には、弱音を吐かずに頑張りまくってしまった“無理”が積み重なっていったのでした。
今でこそ鬱は社会的にもかなり認知されていますが、この本が出た当初はまだまだ知られていない部分も多かったのではないでしょうか。今まで支えられていた奥様が、突然支える側になり戸惑いながらも頑張る姿が描かれています。
そして最後にペット系。にゃんこが多い気がします!私が猫好きなので目についてしまうだけかもしれませんが笑
今、ペット系でいっちばん好きなのは、卵山玉子さんの「うちの猫がまた変なことしてる。」です!
黒白のねこちゃんが“トンちゃん”。白と茶色のねこちゃんが“シノさん。「猫がかわいい!」という基本的な魅力もさることながら、玉子さんのセンスが最高。私、猫が好きで猫ブログもよく読むのですが、正直、結構写真に入っているキャプションで冷めてしまうことも多いんです。なんというか、かわいいだけでは違うんですよねぇ。玉子さんのセンス、うらやましい!
私が思う代表的な作家さんは・・・
あくまで独断と偏見で、“老舗”的な方を数名ご紹介します。今は、アメブロ発のコミックエッセイ作家さんがたくさんいらっしゃいます。上記でご紹介した卵山玉子さんも、アメブロで書かれています。ここでは、それよりも前、ブログというものが確立されていない時代から書いていらっしゃる方々をご紹介します。
☆大田垣晴子(オオタガキセイコ)さん
厳密にいうと、“コミックエッセイ”とは少し違うかもしれません。私生活を描く、というよりは、大田垣さんが興味を持ち研究したことなど、ひとつのことを掘り下げて書かれることが多いです。読書とか、人間観察とか、お酒とか。
分析眼というか、いつもどこか冷めているというか、冷静に客観的に物事を見つめた結果が書かれていて、おもしろい。女子っぽさがないので、男性でも読みやすいのではないでしょうか。
☆小栗左多里さん
コミックエッセイの黎明期から書かれている草分け的存在(だと思う)。映画化もされたので、名前は知っているという人は多いです。
私も「コミックエッセイってどんなもの?」って聞かれると、よく代表例として話しています。結構「あー、知ってる!」という反応が返ってきます。
☆青沼貴子さん
こちらも、今よく言われている“コミックエッセイ”とは違うかもしれないけれど、草分け的存在に間違いありません!ずーっと前ですが、アニメ化もされました。私はアニメから知り、本屋さんで本を見つけたという順番でした。
青沼さんは、いわゆる“育児まんが”を書かれていました。今はお子さんはすっかり大きくなって、子育てが終了した後のお母さん向けの本(趣味やダイエット)を書かれています。ずーっと現役で本を出されているってすごいことだなと思います。
今回は、全体的な大まかなお話をさせていただきました。これから、作品一つずつをたくさんご紹介させていただきます!
だって、↓こんなに棚にひしめきあっているのだもの(整理できていない)。