ゆるブックストアsatokoco

コミックエッセイを好きになって、早10年以上。まだまだ世間に“コミックエッセイ”という言葉が浸透していない時から、このジャンルを読みふけっていました。漫画も読むけど、“いわゆる”な作品はあまり読みません。私の日常でフト感じたこととともに、コミックエッセイと漫画を中心にご紹介していきます。

ほしのゆみさん「奥様はマリナーゼ」

皆さん、今日は何を召し上がりましたか? 私は、

朝食はヨーグルト、バナナ、きゅうり。

お昼は大戸屋で、カボチャのミニコロッケ(直径5センチくらい)、バクダン小鉢(納豆、オクラ、マグロ、とろろ入り)、雑穀入りごはん、お味噌汁。

f:id:satokoco:20180514234410j:plain

夕飯は、きゅうり、昨日のお弁当の残り半分、もやしでした。

ダイエット中なのですが、あんまり控えめにできていないかしら。。。( ゚Д゚)

 

体は、口から入ったものでできている。当然のことなのですが、なぜか実感しづらい気がする。でも、確実に食べたもの=体に蓄積、なんですよね。自分を作っているのは自分なんだよなと思う瞬間です。

で、ですね。この理屈で考えると、目で見て耳で聞いて考えたり感じたもの=心に蓄積、ということになるわけですよ。

食べたものが燃料となり体が出来上がるのであれば、見たり聞いたりしたもので心は作られるわけです。当たり前だけど、これを最近改めて考えて、なんかドカーンとくるものがありました。

これに気が付いたのは、会社の同僚(といっても年上の方ですが)とのこんな会話からでした。

私:「どうしてもイライラするときや自暴自棄になりそうなとき、どうやって解消しているの?」

同僚:「きれいなもの、美しいものを見て心をいっぱいにするんだよ。良いものでいっぱいにして嫌なものを押し出す!」

これには、なるほど!と思いました。

一見気休めのように聞こえますが、よく考えてみると、そんなことない。すっごく実質的な話です。

たくさん食べるとおなかがいっぱいになる。何を食べるかは自分の選択次第。自分で選んだものでおなかの中が満たされる。

それとまったく同じ。

見たり聞いたりしたもので、心が満タンになる。何で満タンにするかは自分の選択次第。イライラが止まらないときは、自ら選んでイライラを心の中に詰め込んでいるのだなと思いました。

たしかに人の気持ちはそんなに単純じゃないけれど、意識してきれいなものを見たり触れたりするってやっぱり自分をコントロールする意味でも大切なんじゃないかなって思いました。

 

私が心をほんわかしたもので満たしたいときに読んでいるもの。以前もご紹介した、ほしのゆみさんの作品です。

今日は、「奥様はマリナーゼ」をもう少し深くご紹介します^^

f:id:satokoco:20180514234503j:plain

 

浦安に住んでいるほしのゆみさん。だんな様と仲良くラブラブに暮らしている日々を、絵日記でアップされています。

↓こちら

絵日記でもかいてみようかMAIDO

もうかなり長いこと続けていらっしゃり、まだ世の中で、イラストでブログを書くということが当たり前ではなかった時代から書かれている先輩です!

このブログでアップされたものを書籍として販売されていたのですが、数年前、書籍はFINALを迎えてしまいました。。。(T_T)

本が発売されるとサイン会も行われていて、私も2回ほどお邪魔しました。奥マリ(奥様はマリナーゼの略)ではない本でのサイン会でしたが、それくらいほしのさんが好きな私にとっては、とっても残念な出来事でした。。。さみしい。。。さみしすぎて、今回の写真にFINALを載せていないという苦笑

今でもサイトは続けられているので、ぜひぜひそちらもご覧になってください!平日お昼ごろ更新されています!

本の中身は、1ページ1日分の絵日記が書かれていて、イラスト、注釈、一言メモで構成されています。間間に長編が挟まっている感じ。

f:id:satokoco:20180514234555j:plain

私は、まずイラストのかわいらしさに惚れて、BOOKOFFで購入しました。だんだんとはまり、BOOKOFFでは飽き足らず、新刊が出たら本屋さんで予約して購入するようになり、最終的には先ほど書いた通りサイン会に行くほどになりました!

奥マリの主なテーマは、「だんな様のことがいかに好きか」を徹底解説(特に初期の頃。今は結構。。。違う感じで仲良し笑 詳しくはサイトをご覧ください)。あと、主婦目線での便利グッズやおいしいおすすめの食べ物のお話とか載ってます。とにかくね、平和なのがいいと思うんです。私は寝しなにウトウトしながら読んだり、休みの日の昼下がりぼんやりしながら読んで癒されています。

でもね、作品によってはクール(シュールでなくてクール)な切り口で書かれているものもあって、考え方の幅が広がるんですよ。

正直、コミックエッセイをたくさん読んでいると、「え(; ・`д・´)」みたいな作品に出合うこともあります。失礼ながら、結構レベル低い感じの作品もあります。単純にイラストがあんまり上手じゃなかったり、ストーリーがついていけないものとか。

やっぱり作家さんが「きちんとしたものも描けるけど、作風として簡単な図柄を選んで書いている」から、ユルイ絵やストーリーでも心地よく読めるんじゃないかなって思っています。

ほしのさんも、そう。

奥マリではありませんが、ほかの作品の中で、「世の中でCO2の削減って頑張っているけど、人間が出しているCO2は地球全体で見た時のごくごくわずかな数字」であることや、「国会中継を見ていると、いかにテレビが情報操作しているかがわかる」ということを描かれています(この辺りはまた別でご紹介します!)。

そういう目線を持っているからこそ、かわいくてユルイ作品も、おさまりよく書くことができている(要はプロってことですかね)のではないかなと思います。

 

あ、そうそうサイト名にもある「MAIDO」ですが、これは「まいど!(毎度)」のことです。ゆみぞうさんの日常には、ゆみぞうさんのうっかりがいっぱいちりばめられていて(“プランタン銀座”を“プリンテンプス”と読んだり、セ・リーグセントラルリーグだったら、パ・リーグはパントラルリーグって言っちゃう)、それを拾うたびだんな様が「まいど!」って突っ込むのです。

あ~、幸せそうでいいな!(*´▽`*)