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コミックエッセイを好きになって、早10年以上。まだまだ世間に“コミックエッセイ”という言葉が浸透していない時から、このジャンルを読みふけっていました。漫画も読むけど、“いわゆる”な作品はあまり読みません。私の日常でフト感じたこととともに、コミックエッセイと漫画を中心にご紹介していきます。

そばの実&きゅうりと「そろえてちょうだい?」

久しぶりの更新です。

自分でやりたくて立ち上げたブログなのに、なかなか更新がおぼつかない。。。みなさんはどうやって続けてるのでしょう・・・?

みなさんのブログを拝見しながら、このブログのタイトル通り、まずはゆるゆると続けていこうと思います(^^)/

 

少し前のことになりますが、ダイエットにそばの実ときゅうりが良いとやっていましたよね~

 

 

ひとまず私はきゅうりから始めているのでそばの実はまだノータッチなのですが、どこも売り切れが続出しているみたいですね。今は少し解消されたのかな??

私はとりあえずきゅうりを毎日毎日シャクシャクしています

詳しい方法は忘れてしまいましたが。。。苦笑(効果半減かもしれない)

朝夜、食事の一番最初に1/2本~1本、そのまままるかじりしてます。私はみそをつけて食べるのが好き♪ あとは塩を振るのみ。きゅうりや青臭いのが苦手な方にはキビシイと思いますが、普通においしいし、一番最初に食べるとおなかいっぱいになるからダイエット感がないし、きゅうりこの時期は買いやすいし手に入りやすいし、手間が全然かからないので、結構続いています。

「湯がいておいて冷蔵庫で保存」とか、「取り寄せる」とかの手間が挟まると続かなくなる私・・・

 

きゅうりはとっても助かっています!

効果は、じりじりと減量に向かっている感じではあります。ゆるゆるとね。

 

さて、ここから本のお話です( *´艸`)

最近寝しなに読んでいる一冊をご紹介しまーす。

言わずと知れた超有名漫画家のいくえみ綾さんの作品。

 

◆そろえてちょうだい?◆

 

とにかく猫だらけ。ねこ、ねこ、ねこ。。。(=^・・^=)の本です。

私は無類の猫好き!ブックオフで「猫の本がある~!♡」と購入しました。

いくえみ綾さんはたくさん有名な作品を書かれていますが、実は私、他の作品は読んだことがありません・・・苦笑 とにかく「猫」と「絵柄のかわいらしさ」に惚れ、読み始めました。

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他の本同様、最初はブックオフで100円で買う→ブックオフで100円じゃなくても買う→普通の本屋さんで買う→予約してでも買う

というルートをたどった本です♡

いくえみさんの猫への「本当の」愛が詰まってます。

ちなみに猫系の本でも、ものによって全然ダメなものもあって苦笑

以前「うちの猫がまた変なことしてる」について書いたときにも似たようなことをお話ししたと思いますが、猫がしゃべっている体のセリフがひたすらキュートにキュートに書かれているものはあまり好みではないんです。もっと人間臭いというか、そういう作品が好きなんです。作家さんのセンスとしか言いようがない。

あと、いくえみさんのこの作品に関しては、

「すごく腕の良い作家さんが、あえて作風としてユルく書いている」ところがステキ。

これ結構ありがちなのが、「ヘタウマがかわいいのよ」というのを売りにしているかのような作品。そういうのは、内容も絵柄もかなりイマイチ(失礼)。。。100円返して。

ダンスでも歌でもなんでもそうかもしれませんが、「うまい人があえてゆるくした」ものじゃないとかっこよくは仕上がらないと思うのです!!

ユルさ加減とか、そういうラインは“それっぽく”したって面白いものはできないのです!!

いくえみさんの作品を読んで、あらためて思いました。さすがです(私が言うのも変ですが・・・)

 

最後に、このタイトル「そろえてちょうだい?」「そろえる」とは、いったい何を・・・?という疑問は、1巻で紹介されているのでぜひ手に取ってみてくださいねー(^^)/

 

そうそう、寝落ちするまで読んでいるので、本の見返しがこんなことになってしまった。ひー( ;∀;)

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ほしのゆみさん「奥様はマリナーゼ」

皆さん、今日は何を召し上がりましたか? 私は、

朝食はヨーグルト、バナナ、きゅうり。

お昼は大戸屋で、カボチャのミニコロッケ(直径5センチくらい)、バクダン小鉢(納豆、オクラ、マグロ、とろろ入り)、雑穀入りごはん、お味噌汁。

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夕飯は、きゅうり、昨日のお弁当の残り半分、もやしでした。

ダイエット中なのですが、あんまり控えめにできていないかしら。。。( ゚Д゚)

 

体は、口から入ったものでできている。当然のことなのですが、なぜか実感しづらい気がする。でも、確実に食べたもの=体に蓄積、なんですよね。自分を作っているのは自分なんだよなと思う瞬間です。

で、ですね。この理屈で考えると、目で見て耳で聞いて考えたり感じたもの=心に蓄積、ということになるわけですよ。

食べたものが燃料となり体が出来上がるのであれば、見たり聞いたりしたもので心は作られるわけです。当たり前だけど、これを最近改めて考えて、なんかドカーンとくるものがありました。

これに気が付いたのは、会社の同僚(といっても年上の方ですが)とのこんな会話からでした。

私:「どうしてもイライラするときや自暴自棄になりそうなとき、どうやって解消しているの?」

同僚:「きれいなもの、美しいものを見て心をいっぱいにするんだよ。良いものでいっぱいにして嫌なものを押し出す!」

これには、なるほど!と思いました。

一見気休めのように聞こえますが、よく考えてみると、そんなことない。すっごく実質的な話です。

たくさん食べるとおなかがいっぱいになる。何を食べるかは自分の選択次第。自分で選んだものでおなかの中が満たされる。

それとまったく同じ。

見たり聞いたりしたもので、心が満タンになる。何で満タンにするかは自分の選択次第。イライラが止まらないときは、自ら選んでイライラを心の中に詰め込んでいるのだなと思いました。

たしかに人の気持ちはそんなに単純じゃないけれど、意識してきれいなものを見たり触れたりするってやっぱり自分をコントロールする意味でも大切なんじゃないかなって思いました。

 

私が心をほんわかしたもので満たしたいときに読んでいるもの。以前もご紹介した、ほしのゆみさんの作品です。

今日は、「奥様はマリナーゼ」をもう少し深くご紹介します^^

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浦安に住んでいるほしのゆみさん。だんな様と仲良くラブラブに暮らしている日々を、絵日記でアップされています。

↓こちら

絵日記でもかいてみようかMAIDO

もうかなり長いこと続けていらっしゃり、まだ世の中で、イラストでブログを書くということが当たり前ではなかった時代から書かれている先輩です!

このブログでアップされたものを書籍として販売されていたのですが、数年前、書籍はFINALを迎えてしまいました。。。(T_T)

本が発売されるとサイン会も行われていて、私も2回ほどお邪魔しました。奥マリ(奥様はマリナーゼの略)ではない本でのサイン会でしたが、それくらいほしのさんが好きな私にとっては、とっても残念な出来事でした。。。さみしい。。。さみしすぎて、今回の写真にFINALを載せていないという苦笑

今でもサイトは続けられているので、ぜひぜひそちらもご覧になってください!平日お昼ごろ更新されています!

本の中身は、1ページ1日分の絵日記が書かれていて、イラスト、注釈、一言メモで構成されています。間間に長編が挟まっている感じ。

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私は、まずイラストのかわいらしさに惚れて、BOOKOFFで購入しました。だんだんとはまり、BOOKOFFでは飽き足らず、新刊が出たら本屋さんで予約して購入するようになり、最終的には先ほど書いた通りサイン会に行くほどになりました!

奥マリの主なテーマは、「だんな様のことがいかに好きか」を徹底解説(特に初期の頃。今は結構。。。違う感じで仲良し笑 詳しくはサイトをご覧ください)。あと、主婦目線での便利グッズやおいしいおすすめの食べ物のお話とか載ってます。とにかくね、平和なのがいいと思うんです。私は寝しなにウトウトしながら読んだり、休みの日の昼下がりぼんやりしながら読んで癒されています。

でもね、作品によってはクール(シュールでなくてクール)な切り口で書かれているものもあって、考え方の幅が広がるんですよ。

正直、コミックエッセイをたくさん読んでいると、「え(; ・`д・´)」みたいな作品に出合うこともあります。失礼ながら、結構レベル低い感じの作品もあります。単純にイラストがあんまり上手じゃなかったり、ストーリーがついていけないものとか。

やっぱり作家さんが「きちんとしたものも描けるけど、作風として簡単な図柄を選んで書いている」から、ユルイ絵やストーリーでも心地よく読めるんじゃないかなって思っています。

ほしのさんも、そう。

奥マリではありませんが、ほかの作品の中で、「世の中でCO2の削減って頑張っているけど、人間が出しているCO2は地球全体で見た時のごくごくわずかな数字」であることや、「国会中継を見ていると、いかにテレビが情報操作しているかがわかる」ということを描かれています(この辺りはまた別でご紹介します!)。

そういう目線を持っているからこそ、かわいくてユルイ作品も、おさまりよく書くことができている(要はプロってことですかね)のではないかなと思います。

 

あ、そうそうサイト名にもある「MAIDO」ですが、これは「まいど!(毎度)」のことです。ゆみぞうさんの日常には、ゆみぞうさんのうっかりがいっぱいちりばめられていて(“プランタン銀座”を“プリンテンプス”と読んだり、セ・リーグセントラルリーグだったら、パ・リーグはパントラルリーグって言っちゃう)、それを拾うたびだんな様が「まいど!」って突っ込むのです。

あ~、幸せそうでいいな!(*´▽`*)

 

 

コミックエッセイの主なジャンルと主な作家さん。

今日の関東地方は、何か月も季節が逆戻りしたような寒さでした。今も、なんと小さいストーブをつけてしまっています。。。週末は気温も上がるみたいですね。体調を崩さないように気を付けないと!と言いながら、すでになーんか風邪っぽい感じのある、satokocoです。

 

さて、今日は、「コミックエッセイでよく取り上げられているテーマ」や、「私が思う代表的な作家さん」をご紹介します!

 

よく見かける3大テーマは、結婚(ラブラブ系、破局系、子育て系)、病気、ペット

この3つでいろ~んな作品が書かれているように思います。私が“コミックエッセイ”だと意識しながら読むようになったのも、この3大テーマのうちのひとつ、“結婚”でした。

 

BOOKOFFで見かけた、ほしのゆみさんの「奥様はマリナーゼ」

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イラストがかわいらしくて、目に留まりました。浦安に住むご夫婦の奥様・ゆみさん(通称“ゆみぞう”さん)がだんなさまのことが好きすぎて愛でまくる作品です^^  他にも愛犬の“マル”さんのことを描いた本など、何冊も本を出されています(いずれご紹介します!)。この、マルさんが登場してからだんなさまへのラブレベルがちょっと下がったような・・・?笑

こういう結婚っていいな~と思わせてくれる作品です。

 

次に、病気系。有名なところだと、てんてんさんの「ツレがうつになりまして。でしょうか。

 

宮崎あおいさん主演で映像化もされたので、ご存知の方も多いですね。ポジティブなだんなさまに支えられていた奥様のてんてんさん。だんなさまのポジティブの裏には、弱音を吐かずに頑張りまくってしまった“無理”が積み重なっていったのでした。 

今でこそ鬱は社会的にもかなり認知されていますが、この本が出た当初はまだまだ知られていない部分も多かったのではないでしょうか。今まで支えられていた奥様が、突然支える側になり戸惑いながらも頑張る姿が描かれています。

 

そして最後にペット系。にゃんこが多い気がします!私が猫好きなので目についてしまうだけかもしれませんが笑 

今、ペット系でいっちばん好きなのは、卵山玉子さんの「うちの猫がまた変なことしてる。」です! 

黒白のねこちゃんが“トンちゃん”。白と茶色のねこちゃんが“シノさん。「猫がかわいい!」という基本的な魅力もさることながら、玉子さんのセンスが最高。私、猫が好きで猫ブログもよく読むのですが、正直、結構写真に入っているキャプションで冷めてしまうことも多いんです。なんというか、かわいいだけでは違うんですよねぇ。玉子さんのセンス、うらやましい!

 

私が思う代表的な作家さんは・・・

あくまで独断と偏見で、“老舗”的な方を数名ご紹介します。今は、アメブロ発のコミックエッセイ作家さんがたくさんいらっしゃいます。上記でご紹介した卵山玉子さんも、アメブロで書かれています。ここでは、それよりも前、ブログというものが確立されていない時代から書いていらっしゃる方々をご紹介します。

 

大田垣晴子(オオタガキセイコ)さん 

厳密にいうと、“コミックエッセイ”とは少し違うかもしれません。私生活を描く、というよりは、大田垣さんが興味を持ち研究したことなど、ひとつのことを掘り下げて書かれることが多いです。読書とか、人間観察とか、お酒とか。

分析眼というか、いつもどこか冷めているというか、冷静に客観的に物事を見つめた結果が書かれていて、おもしろい。女子っぽさがないので、男性でも読みやすいのではないでしょうか。

 

小栗左多里さん

コミックエッセイの黎明期から書かれている草分け的存在(だと思う)。映画化もされたので、名前は知っているという人は多いです。

私も「コミックエッセイってどんなもの?」って聞かれると、よく代表例として話しています。結構「あー、知ってる!」という反応が返ってきます。

 

青沼貴子さん

 

こちらも、今よく言われている“コミックエッセイ”とは違うかもしれないけれど、草分け的存在に間違いありません!ずーっと前ですが、アニメ化もされました。私はアニメから知り、本屋さんで本を見つけたという順番でした。

青沼さんは、いわゆる“育児まんが”を書かれていました。今はお子さんはすっかり大きくなって、子育てが終了した後のお母さん向けの本(趣味やダイエット)を書かれています。ずーっと現役で本を出されているってすごいことだなと思います。

 

 

 今回は、全体的な大まかなお話をさせていただきました。これから、作品一つずつをたくさんご紹介させていただきます!

だって、↓こんなに棚にひしめきあっているのだもの(整理できていない)。

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コミックエッセイで、セルフ寝かしつけ。

朝、母に「行ってくるね~」と声を掛けたら、寝ぼけた頭をバッと目を覚まして

「雨が降ってるのに布団を干してるから焦ったよ!!」

・・・(´ω`*) ネボケトルネ

そんなGW開けだったsatokocoです。

平和。。。

 

昨日の夜は、お昼寝してるわ生活サイクルがずれてるわで、全然寝付けず汗

開き直って、コミックエッセイを読みながらゴロゴロしていました。

まず、堀内三佳さん「夫すごろく」(AM1:30)。

眠れない・・・

次に卵山玉子さん「うちの猫がまた変なことしてる。」

はぁ、可愛すぎる・・・トンちゃん♡シノさん♡( *´艸`)(AM2:30)

全然眠れない・・・

カマタミワさん「ひとりぐらしも極まれり」

・・・お?眠たくなってきたか??

 

途中まで読んだところで、ぐぅ(˘ω˘)(おそらくAM4:00前後)

 なんとか1時間半~2時間くらいは睡眠をとり(私は平日6時起きです)、会社へ行ったのでした。

 

こういうユル~い読み方をしているときが、私の至福のときなのです♪

寝るときは寝る!って意識しないと、ずるずる夜更かししちゃう~と思うものの、どうしても癒しなのです・・・読みながらいつのまにか寝るの。

これ、最近気が付いたのですけど、要はセルフ寝かしつけですよね( ゚Д゚)

自分で自分に絵本読んであげている、感じ・・・?笑

 

どれも楽しい本なんですよ~

って、先日「ブログで有名な作家さんをご紹介します」的なことを言ったにもかかわらず、全然詳しく書けていない汗

今回ご紹介した本の作家さんも含めて、また改めてご紹介しまーす!

 おやすみなさい☆彡

   

 堀内三佳さん「夫すごろく」

ご家族の日々の徒然日記。次女のニコちゃんが特にカワイイ。

 

 

卵山玉子さん「うちの猫がまた変なことしてる。」

トンちゃんはみんなのアイドルです。

 

 

カマタミワさん「ひとりぐらしも極まれり」

身につまされます。

 

コミックエッセイを分析してみました~その1~

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コミックエッセイというジャンル

「コミックエッセイ」というジャンル。いつ頃からか、このジャンルが確立していました。私はコミックエッセイ読書歴15年以上なのですが、読み始めた当初、このジャンル名はなかったように思います。

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